KBSが「JYJ」問題釈明 「アルバム未発表が理由」

韓国のKBSテレビは19日にウエブサイトの広報ページを通じ、人気グループ「JYJ」（ジェジュン、ユチョン、ジュンス）が同局の音楽番組に出演していないのは「アルバムをリリースしていないため」だと明らかにした。

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　同番組ではアルバム販売の有無を出演基準としていると説明。「JYJ」と前所属事務所SMエンタテインメントとの専属契約をめぐる訴訟が起きて以来アルバム発売がなく、番組出演の対象とはならないとした。また、ドラマのオリジナル・サウンド・トラックはリリースしているが、出演者決定の際に適用する集計対象にはならないと指摘。出演者の選定は制作陣固有の権限であり、今後のアルバム発売などJYJの活動により、出演の有無を判断すると強調した。

　KBSでは芸能局が17日、「『JYJ』と前所属事務所との法的紛争が終わるまでは一切の番組出演を自制し、判決結果によって出演の手続きを行う」との立場をウエブサイトの視聴者相談室のページに掲載している。
　これについて、KBSは「局の公式立場ではない」と否定。訴訟の判決前の実務者の立場だったと釈明した。

　17日に掲載された文章について、「JYJ」の所属事務所は「訴訟は昨年、SMエンターテインメントの契約は一方的で不利なものであることを認め、すでに無効だと言い渡した」と反論。KBSの主張は「つじつまが合わない」として、是正を求めていた。

　「JYJ」は、「東方神起」メンバーとして所属していたSMエンタと現在も専属契約をめぐり対立しており、ニュース番組と外注制作のドラマ以外のテレビ番組出演に制約を受けている。