新作で社会部記者を演じたファン・ジョンミン

「脚本が興味深かったですね。これまでの作品で唯一脚本だけを読んで迷わず、『これやろう』と決めました」――。
　韓国俳優ファン・ジョンミンは3日、ソウル市内で開かれた映画「モービーディック」の制作報告会で、社会部記者のイ・バンホ役を演じた感想をこう述べた。

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　同映画は1994年を背景にソウル近郊で発生した爆発事件の真実を探るストーリー。ハーマン・メルビルの長編小説と同じタイトルで、巨大すぎて実体が分からないという意味があるという。
ファン・ジョンミン、キム・ミンヒ、キム・サンホが事件を追跡する社会部記者で出演し、チングは情報を提供する内部告発者を演じた。
　「記者役は初めてです。主に悪役をやってきたが、今回は正義を守る役を演じました。（前作で演じた）刑事と似たような感じがして（演じるのが）難しかったです」

　役作りのため、社会部記者から多くを学んだ。1990年代はポケットベルがあった時代だから、当時社会部にいた記者にさまざまな状況を聞いた。どんなペンや原稿用紙を使ったか、着替えは週に何回程度だったかなど、細かいことまで調べた。

　映画は来月9日に公開される。