『シュリ』の女戦士、キム・ユンジンが、ハリウッドで感じた韓国映画のパワーについて、率直に語ってくれた。

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30日、ソウルのハイアットホテル チューリップホールで開かれたKBS 2TV洋画シリーズ『Lost』の記者会見で、主演女優のキム・ユンジンが、ハリウッドで感じた韓国映画について率直な感想を述べ、注目された。

キム・ユンジンはこの場で「正直、LAの街を歩いても、韓国映画についてよく知っているアメリカ人は見たことがありません」「まだハリウッド映画ほど、韓国映画がアメリカで注目されてはいないようです」と話した。

しかし彼女は、大作のミニシリーズに、自身がキャスティングされたことを話し、「アメリカ最高のドラマ映画制作者兼監督のJ.J.エイブラムスが、韓国に大きな関心を寄せているアメリカ映画界が、韓国に相当な好奇心を持っていることを伝えた。

J.J.エイブラムスは、人気ミニシリーズ『エイリアス』の監督であり、映画『アルマゲドン』の脚本などを手がけた人物。続けてキム・ユンジンは、「エイブラムス監督が、私をキャスティングする前、私が出演した映画『密愛』をすでに見ていました」「チャン・ツィイー、ルーシー・リューといった中国女優たちも、東洋的な容貌だけでなく、作品性の高い中国映画によってハリウッド進出に成功した例です」と明らかにした。

彼女はまた、「ABC放送局は、アメリカで知られていない俳優とは専属契約をしないにもかかわらず、新人同様の私と専属契約を結んだということは、韓国映画で見せた演技のおかげ」とコメントし、俳優個人の能力がいくら優れていても、自国の映画が世界に及ぼす影響力なくしてはハリウッド進出は難しいという事実を証明した。

ABCミニシリーズ『Lost』は無人島に漂流した48人の生存者中、14人が繰り広げる様々なエピソードを劇化したもので、ここでキム・ユンジンは、夫の“Jin(ダニエル・テイ・キム扮)”と共に、無人島に閉じ込められた韓国人女性“Sun”役を演じている。

このミニシリーズは、9月22日初放送当時、1870万人のアメリカ視聴者をテレビにクギ付けにし、『ウェストウィング』『CSIマイアミ』など、他放送局の競争シリーズ番組を抑え、全米最高の人気を謳歌した。

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