同部によると、北朝鮮の朝鮮宗教人協議会は8日にファックスを通じ、「民族の和解と平和に向けた宗教人の集い」「カトリック女性修道会長上連合会」など複数の韓国民間・宗教団体に2月中旬に中国・北京で会談することを提案した。
昨年末には北朝鮮側の「民族の和解と平和に向けた宗教人の集い」が、韓国側の同団体に対し、独立運動記念日(3月1日)を機に共同イベント開催を提案してきている。
また、南北共同宣言実践の北朝鮮側の委員会は韓国側委員会に、会議を提案したほか、朝鮮社会民主党も韓国の民主労働党に政党交流に向けた会議を求めてきた。
北朝鮮は韓国の民間・宗教団体宛てに、新年あいさつ36件、政府・政党・団体連合声明42件のファックスを送付したと確認された。
李種珠(イ・ジョンジュ)副報道官は、北朝鮮が民間に接触を提案するのではなく、海軍哨戒艦沈没、延坪島への砲撃事件に対する責任ある措置や挑発防止の確約、非核化に向けた誠実な姿勢を示すのが優先されるべきだと指摘。南北関係改善に向けた根本的な真剣さを示すことを改めて促すと強調した。
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