総合撮影所内オープンセットでの平壌城」撮影のようす=4日、全州(聯合ニュース)
総合撮影所内オープンセットでの平壌城」撮影のようす=4日、全州(聯合ニュース)
【全州19日聯合ニュース】観客動員1000万人を達成した人気映画監督らが、相次ぎ全羅北道で新作を撮影している。全州市が19日に伝えた。
 「王の男」を大ヒットさせたイ・ジュンイク監督は、6月から全州市内の映画総合撮影所で「平壌城」の撮影に入っている。2003年監督作品「黄山平野」の続編で、百済を滅亡に導いた新羅が朝鮮半島初の三国統一を前に高句麗、唐と繰り広げた戦を描く、コメディー時代劇だ。
 「SILMIDO」のカン・ウソク監督の新作「グローブ」、「ブラザーフッド」のカン・ジェギュ監督の新作「マイウェイ」も、夏から映画撮影所や全州市内、群山市のセマングム干拓地などで撮影されている。またチャン・フン監督、パク・インジェ監督も全州市内各地で新作の撮影中だ。
 このほか、現在ヒット中のリュ・スンワン監督作品「不当取引」も、4~6月に全州の総合撮影所で撮影された。
 全州市関係者は、全州圏は撮影所と編集施設を備えワンストップで映画制作が可能なうえ、準備段階から各種行政処理や交通規制などを支援するシステムも整っていると説明。環境を整えたことで、監督たちの支持を得たようだと話している。

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