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<W解説>システム障害の復旧作業続く韓国、混乱真っただ中での李大統領の行動が物議
韓国中部のテジョン(大田)市にある、政府などの情報システムを管理する国家情報資源管理院で先月26日、火災が発生し、オンライン行政サービスの一部がまひ状態となって混乱が続く中、バラエティー番組の収録に臨んだイ・ジェミョン(李在明)大統領の行動が物議を醸している。韓国は3~9日まで秋夕(チュソク、中秋節)の連休中で、行政安全部(部は省に相当)のユン・ホジュン長官は3日、連休中が復旧のゴールデンタイムと話し、復旧作業に全力を挙げている。同日には、このシステム障害の対応に当たっていた同部の職員が自殺するという、痛ましい事態も起きた。李氏はシステム障害が発生し、復旧作業真っただ中だった先月28日に番組の収録に臨んでいたとみられ、野党からは「大統領が国家的な災害の状況下でバラエティー番組を収録しているなんて、話にならない」と批判の声が上がった。番組は当初、5日に放送予定だったが、翌6日に延期された。