この日、北朝鮮で実刑宣告を受けた米国人女性記者2人が釈放されており、統一部の会見でも、これに関連し現代峨山社員問題は進展はないか質問があった。李種珠(イ・ジョンジュ)副報道官は、「政府としてはこの問題が南北間で最優先して解決すべき課題との認識を持っている」と答えた。2つの問題は状況が発生した脈絡や性格に違いがあるものの、近い時期に抑留されたため、政府も米国人記者問題の進展がどう影響するか注意深く見守っていると説明した。ただ、現時点で肯定的な影響を及ぼすか否定的となるかの判断は難しいとしている。
また、問題解決に向けた特使派遣など南北当局間対話の推進計画について問われると、李副報道官は「現段階では、現代峨山社員や韓国漁船問題について特使派遣や別途の南北会談に関する議論は進行していない」と答えた。
一方、操業中に越境し北朝鮮にえい航された韓国漁船「800ヨンアン」問題については、同日午前に行われた南北海事当局間の定期交信で、船員への調査や処分に関し新たに確認された事項は現在のところないという。
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