7日午後3時、ソウル市淸潭洞(チョンダムドン)のとあるカフェで開かれた映画『女教師の隠密な魅力』(監督:イ・ハ/制作:エンジェルアンダーグラウンド・MKピクチャーズ)の制作報告会で主演俳優チ・ジニが、コメディへと180°変身した理由を説明した。

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映画『女教師の隠密な魅力』は、魅力溢れる女教師“ウンスク(ムン・ソリ)”に溺れる5人の男たちの、不謹慎な“18禁モノ”の愛情行為を描いたアダルトコメディ。演技派女優ムン・ソリは、演技よりも“ボディ作り”に専念して磨き上げた、はじけそうなピチピチボディでカムバックした。韓流スターのチ・ジニは、唯一彼女の秘密を知っているチンピラ漫画家“ソッキュ”に扮し、息ピッタリの演技を披露した。

「一気にシナリオを読破しました」と話し始めたチ・ジニは、「誰もが、ある状況では常に上品ぶってて行動できないことがあります。ところが、僕が演じる“ソッキュ”は、文句を言いたい時は思い切り文句を言って当り散らす様子がとても魅力的でした」と、作品を選んだ背景を明らかにした。

続けて「僕もまた、隠してきた欲望を映画の中で思い切り出し切りました。特に準備などはせず、現場の雰囲気に合わせてアドリブ的に演じました」と、イタズラっぽい笑顔を見せ、「最初から最後まで楽しく撮影した初めての作品」と自信ありげに言う。

また彼は、急な破格変身がもしかしたら韓流スターとしての名声に傷をつけるかもしれないという周囲の心配を、一言で払拭した。
「いつも軽い気持で撮影現場に行きました」と答えたチ・ジニは、「『チャングム』の“ミン・ジョンホ”のイメージを早く壊したかったんです。上品な人間が壊れることよりコミカルな状況が他にあるでしょうか」と、演技変身の正当性を主張した。

これに対し、メガホンを取ったイ・ハ監督は、「TVの中のチ・ジニの優しげな姿に、全国民はだまされている、と思って彼をキャスティングしました。今回の仕事で自分の考えが正しかったことを確認しました」と、彼のどうしようもない“芸人体質”を認めた。

“ジェントルマン”チ・ジニの初のコメディ挑戦として期待を集めている映画『女教師の隠密な魅力』は、最終作業を経て3月初、“実は不良”なチ・ジニの、隠密な世界を観客に余すところなく公開する予定だ。

Copyrights(C)sports donga & etimes Syndicate & wowkorea.jp
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