【ソウル26日聯合ニュース】政府の大量破壊兵器拡散防止構想(PSI)全面参加決定と関連し、統一部の李種珠(イ・ジョンジュ)副報道官は26日の会見で、「PSIは北朝鮮だけを狙った措置ではなく、南北関係と直接関わる事案ではない」と伝えた。その上で、北朝鮮がこうした次元で誤った認識を持たないよう期待すると述べた。
 予想される北朝鮮の対応を尋ねる質問には、予測を述べるのは適切でないとしながらも、政府としてはあらゆる可能性に対して可能な備えをしていくと答えた。
 政府は北朝鮮の長距離ミサイル発射の動きを機に、PSIへの全面参加を検討してきた。これに対し、北朝鮮の対韓国機関・祖国平和統一委員会報道官は3月30日、韓国がPSIに全面参加すればこれを宣戦布告とみなし、即座に断固とした対応措置を取ると明らかにしていた。
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