【ソウル17日聯合ニュース】大検察庁(最高検察庁に相当)中央捜査部は17日、朴淵次(パク・ヨンチャ)前泰光実業会長の税務調査ロビー疑惑に関連し、前青瓦台民情首席秘書官の李鍾燦(イ・ジョンチャン)弁護士を出頭させ、事情聴取を行った。 李前秘書官は、昨年7~11月に朴前会長が国税庁から税務調査を受ける当時、朴前会長の姻戚に当たる金井復(キム・ジョンボク)元中部地方国税庁長、世中ナモ旅行の千信一(チョン・シンイル)会長とともに、調査に便宜を図るため対策会議を行った疑い。また、2003年に弟を通じ、朴前会長から5億4000万ウォンを借り受け、弁護士事務所賃貸の保証金に使用した疑いも持たれている。検察は、李前秘書官が朴会長に便宜を図るよう活動したか、朴前会長から違法な資金を受け取ったかを集中的に追及した。 これに先立ち検察は、金井復元庁長、千会長、李前秘書官、昨年の税務調査を指揮した韓相律(ハン・サンリュル)前国税庁長、ソウル地方国税庁の担当者らの電話通話内訳、資金取引内訳などを追跡し、ロビー活動の証拠を捜査した。
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