慈江道・熙川工作機械総合工場を視察する金総書記(朝鮮中央通信撮影)=10日、ソウル(聯合ニュース)
慈江道・熙川工作機械総合工場を視察する金総書記(朝鮮中央通信撮影)=10日、ソウル(聯合ニュース)
【ソウル11日聯合ニュース】北朝鮮メディアによる金正日(キム・ジョンイル)総書記の現地指導報道の回数が年初から急増していることが分かった。
 統一部の李種珠(イ・ジョンジュ)副報道官が11日の定例会見で明らかにしたところによると、金総書記はことしすでに61回の現地指導を行っており、昨年同期間に比べると2倍を超えている。最近では9日に、慈江道熙川市の熙川工作機械総合工場、青年電気連合企業所、熙川精密機械工場など、経済現場視察が報じられた。
 また、今月に入ってからは、国民騒動員態勢で経済分野目標達成を促す「150日闘争」への参加を扇動する報道が毎日繰り返されている。この「150日戦闘」でどのような成果を収めるかにより、向こう3年間の強盛大国闘争の勝敗が左右されるという内容だ。
 このほか、各種機関が頻繁に談話を発表しており、発表機関も北朝鮮赤十字社中央委員会、祖国統一汎民族連合北朝鮮側本部、青年同名など多様化する傾向にある。内容面では、基本的に韓国政府のいわゆる「統一・愛国」進歩勢力弾圧を批判し、反政府闘争扇動を強化するものが繰り返されている。
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