南北関係状況の安定管理と国民安全を優先、統一部

【ソウル5日聯合ニュース】統一部の李種珠（イ・ジョンジュ）副報道官は5日の会見で、北朝鮮の長距離ロケット発射について「南北関係状況の安定的な管理とわが国民の身辺安全を優先的に考慮しながら措置を講じる」と述べた。
　現時点で具体的に決まった措置は、韓国国民が訪朝を慎重にするよう誘導し、北朝鮮滞在人員の規模を最小限に調整することだと説明した。前日には平壌や沙里院などに滞在していた韓国人のうち84人が戻った。通常は60～90人が滞在する平壌地域には、現在1人が滞在する。開城工業団地でも韓国側人員は通常1100人前後のところを、5日現在540人が滞在している。6日も開城工業団地の訪問人員を工場稼動に必要な最低人員に調整するという。