オム・ジウォン の最新ニュースまとめ
3日午後2時、ソウル市三成洞(サムソンドン)のメガボックスで開かれた映画『美しき野獣』(制作:ポップコーンフィルム)の試写会後に行われた記者懇談会で、主演俳優クォン・サンウが、パートナーのオム・ジウォンとの味気ないラブシーンに対して強い不満(?)を提起した。
映画『美しき野獣』は、血の気の多い刑事“ドヨン”(クォン・サンウ)と冷徹な検事“ジヌ”(ユ・ジテ)が、心を合わせて暗黒外の大物“クァンジン”(ソン・ビョンホ)に立ち向かい、荒々しい暴力の世界に少しずつ踏み込んでいくという内容のアクションノワール。
劇中でクォン・サンウは、血の気が多く、言葉より拳が先に出るという火のような男だが、体の不自由な母親の食堂を代わりに切り盛りし、自分だけを見ている優しい女性‘ジュヒ’(オム・ジウォン扮)の前でだけは切ない恋をつむぐ純情男である。
しかし18禁という等級が無意味なほど、映画の中でのクォン・サンウとオム・ジウォンの間には、ありふれたキスシーンのひとつさえない。“ジュヒ”との最後のシーンで、固い決意を近いつつ、握り合った手をクローズアップしたのがスキンシップの全てである。
クォン・サンウは「映画の後半部で、バス内でオム・ジウォンと別れる前、キスするのはどうかと監督に直接提案しました」「でも、映画の流れからして、似合わないという理由で断られました」と、何とも残念そうな様子だった。
まるで野獣の本性(?)が甦ったかのように「とても残念」と繰り返し強調するクォン・サンウ。これに対し、演出を担当したキム・ソンス監督は「男のロマンを撮るという気持で作業した」「暴力に関する様々な思いを表現したので、濃いラブシーンはわざと入れなかった」と解明し、彼をなだめ(?)たのだった。
また、“兄貴”ソン・ビョンホもまた、“ロマンスがない”という指摘に「その代わり、私たちの映画には家族愛を込められてます。これより大きなロマンスが他にあるでしょうか」と、関係者たちの理解を求めた。
ソフトな男たち、クォン・サンウ&ユ・ジテの型破りの変身と共に、正統男性活劇の復活を標榜した『美しき野獣』は来たる12日、カリスマ溢れる画面とスペクタルな映像でスクリーン中を彩る。
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