韓国ドラマ「明日はきっと」のネタバレあらすじ、キャスト、視聴率、相関図、感想
イベントは、客席後方の扉から2人が登場し、観客のすぐ横を通り抜けていくサプライズ演出からスタート。思わぬ登場にファンは大興奮となった。大きな歓声と拍手に包まれながらステージに到着したパク・ソジュンは、「こんばんは。こうして劇場でお会いするのは初めてだと思います。よろしくお願いします」とあいさつ。続いてウォン・ジアンが「初めまして」と日本語で伝え、「『明日はきっと』でソ・ジウ役を演じたウォン・ジアンです。お会いできてうれしいです」と微笑んだ。
ここからは司会者の進行によるトーク時間へ。
本作のオファーを受けて出演しようと思った決め手について、パク・ソジュンは「このドラマの物語がとても面白かったからです。ドラマを見ていただければわかると思いますが、20歳、28歳、そして現在の2人の物語が繰り広げられていくのですが、自分が生きてきた時代を演じることができるということがとても魅力的だと思いました。今までに演じたことのないキャラクターを演じることができるという点でも、出演しようと思うきっかけとなりました」と答えた。続いてウォン・ジアンは、「まず一番のきっかけとなったのは、俳優としてすごく成長できるのではないかという期待が大きかったからです。長いスパンで関係をとても丁寧に描いている作品でもありますし、素晴らしい監督や先輩方とご一緒することができるということで、成長できるのではないかと思いました」と語った。
ニュースジャーナリストの役を演じるにあたり、挑戦的だったことや見てほしいシーンについて聞かれると、パク・ソジュンは「挑戦というよりは、繊細に感情を表現しなければならない作品でした。3つの異なる時期が出てくるので、歳を重ねていくことで変わっていく微妙な表現、ディテール的な部分に気を使いながら演じていきました。年月を演じるということ自体が自分にとって挑戦だったと思いますが、とても楽しく取り組むことができました。撮影が終わってからは満足できました。それから、挑戦ということで思い出したのですが、今この年齢で二十歳を演じるということがチャレンジだったと思います」と笑顔を見せた。
ソ・ジウというキャラクターの紹介と、演じる上で意識したことについて聞かれると、ウォン・ジアンは「私が演じたソ・ジウという人物は、裕福な家庭に育ち、自分ではどうすることもできない深い傷を抱えている子なのですが、何をしでかすかわからない少し突拍子もない子でもあります。その子がギョンドという人物に出会い、成長していきます。撮影しながら一番意識したことは、3つの時期を長いスパンで描かなければならなかった点です。外見的な変化もありましたが、何よりも演じる上で、ギョンドと向き合うそれぞれの時期に応じてどう変化していくのか、そしてジウがギョンドを通して得る成長がどんな形なのか、そのポイントをしっかりつかむことが重要だと思いました」と語った。
台本リーディングをした際に相性やケミストリーを感じたかについて聞かれると、ウォン・ジアンは「リーディングだけでも十分に感じられました。ギョンドを含め、他のキャラクターを演じられる先輩方とも一緒に読み合わせをしたのですが、その段階からとても楽しくて、現場でどんなふうに撮影が繰り広げられていくのだろうと期待しながら撮影を待っていたことを思い出しました」と語った。
続いてパク・ソジュンは「自分はけっこう緊張してしまうタイプなのですが、それにもかかわらず、すごく呼吸が合うなと感じることが多かったです。それに、読み合わせの前からキャスティングがすべて決まっていたので、監督とも軽くお酒を飲みながら親しくなる時間を持つことができて、より“チーム”として感じられるようになりました。そういう距離が近くなる時間のおかげで、撮影もスムーズに進めることができたと思います」と振り返った。
現場でお互いに学んだことや印象的なエピソードについて聞かれると、パク・ソジュンは「僕は学ぶというよりかは、お互いに頼りながら演じていったと感じました。こういったジャンルは男女の主人公が物語を導いていかないといけないので、一人ですと寂しいのですが、ジウに頼りながらワンシーンワンシーンを作り上げていきました。エピソードについては1話からお話ししたいと思います。桜のシーンがあるのですが、監督が欲張られたので、桜が舞い散るシーンを撮るために強烈な風が吹く扇風機を使ったのですが、扇風機の音があってセリフが聞こえなかったんです。なので、大変な環境ではあったのですが、1話を確認した時にものすごく素敵に仕上がっていたので、その時に憎いなと思った感情はすぐに消え去りました」と語った。続いてウォン・ジアンは「学んだ部分はものすごく多くてどこからお話しすれば良いかわからないのですが、私はこういった行事でもすごく緊張するタイプなのですが、スタッフの皆さんや監督、先輩方に頼るという方法を学んだと思います。エピソードは、雨がたくさん降って撮影が遅延してしまったことがあったのですが、これは監督が喜びそうな話なのですが、小道具で紙のバラが必要だったんです。それを雨が降った日は、それを作る時間になっていて、私はそれをひたすら作っていたので、バラ作りのマスターになりました(笑)」と語った。
支離滅裂な演劇同好会メンバーとの撮影中のエピソードについて、ウォン・ジアンは「面白いエピソードは本当にたくさんあって、みんなで集まるといつも賑やかな雰囲気になります。2人で大変な感情シーンを撮った後も、みんなで集まるととても楽しい雰囲気になります。実際にも面白い先輩方なのですが、中でも一番記憶に残っているシーンは海辺で撮ったシーンです。海岸沿いを裸足で歩いたのですが、そのシーンが一番記憶に残っています。本当にきれいに撮れているので、みなさんも期待していてください」と語った。続いてパク・ソジュンは「僕も海のシーンがすごく印象に残っています。あとでドラマを見てもらえばわかると思うのですが、みんなで海に入ったり裸足で歩いたりするシーンがあるのですが、その道には足の裏が痛くなるほどの石がたくさん敷かれていたので、実際は笑いながら通っていくシーンなのですが、足の裏が痛すぎて、みんなで『いつ終わるんだろう』って思いながら歩いていました。なので、見ていただくときは、そういった裏話も含めて楽しみにしてもらえると思います」と笑顔を見せた。
今回の来日で楽しみにしていたことについて聞かれると、パク・ソジュンは「目的によって違うと思いますが、一人で旅行するときは旅行を楽しむワクワクした気持ちで来ますが、きょうみたいな特別なイベントがあったら、たくさんのファンの皆さんとお会いできるということでワクワクして楽しみにしていました。それからきょうは関係者以外の、僕たちのドラマを初めて見る皆さんがいらっしゃるので、とても緊張していますし、みなさんに気に入っていただければと思います」と語った。また、日本で行ってみたいところを聞かれると、ウォン・ジアンは「たくさんありますが、日本に来たら、大阪に行けたら良いなと思っています」と笑顔を見せた。
この日は、ドラマの挿入歌「Anytime Anyhow」を歌ったソン・シギョンからの映像コメントが届くと、パク・ソジュンは「こうしてメッセージまで送っていただけるとは思っていなかったので本当にサプライズでした。実は数日前にお会いしたのですが、今日こうして画面でお会いできてうれしいですし、感謝を伝えにいかなければと思いました。ソン・シギョン兄さんのおかげでドラマもしっかりと完成できたと思います」と語った。ウォン・ジアンは「本当に感謝でしかありません。ありがとうございます」とほほ笑んだ。
さらに、もう一つのサプライズ映像として、ドラマ挿入歌「Cafe Latte(English Version)」を歌った幾田りらからのメッセージも到着。映像を見たパク・ソジュンは「OSTに参加されるということを初めて聞いたとき、とても驚きました。普段から好きなアーティストでもあるので、このように一つの作品を一緒に作れることができて不思議な感じでしたし、感謝の気持ちでした。曲がとても気になっていたのですが、聴いてみると、ドラマの中にはいろんな感情が盛り込まれているのですが、中でも明るくて軽快な部分を現して活かしてくれたような曲でしたのでとても感謝しています。いつかお会いしたいです」と伝えた。ウォン・ジアンは「普段から好きなアニメのOSTに参加されている歌手として以前から知っていたのですが、こうして『明日はきっと』のOSTに参加されるというのを聞いてとても不思議な感じでしたし、とても楽しみにしていました。こうしてメッセージも送っていただきありがとうございます。曲ははつらつとしていてかわいい感じに仕上がっているので、ドラマにどのように出てきて仕上がっているのかとても気になります」と伝えた。
最後はファンへのメッセージ。
ウォン・ジアンは「きょうは楽しみにしながらこの場に来ていただいてありがとうございます。私たちも楽しく、一生懸命泣きながら笑いながら撮った作品です。冬の時期に公開されると思いますが、みなさんどうかお元気で。そしてドラマはリラックスした状態で見ていただければと思います」と伝え、パク・ソジュンは「きょうも初めて経験できたことがあります。日本の劇場に初めてきて、こういう感じなんだなと新鮮な感じでした。普段から日本の作品を見るのですが、今回は韓国の作品を日本に持ってきて紹介することができて、不思議な気持ちになっています。この作品は、深い愛情を持って挑んだ作品です。僕も俳優や製作陣が愛情を注いで作った作品なので、ドラマを見ながらすてきな時間を送っていただければと思います。きょうはお越しいただきありがとうございました」と語った。
フォトセッション後、パク・ソジュンとウォン・ジアンが「明日は!」と掛け声をかけると、観客が「きっと!」と応え、その声に合わせてステージから客席に向けて「桜の特攻」が発射。一瞬でドラマの世界に入り込んだかのような演出で締めくくられ、会場は笑顔と温かな空気感に包まれた。
Copyrights(C)wowkorea.jp 2











