今回の「3周忌記憶式」には政府の代表が初めて出席し、梨泰院事故の犠牲者を追慕し遺族を慰労する。梨泰院事故遺族協議会、梨泰院事故市民対策会議、ソウル市と共同で実施され、政府代表としてキム・ミンソク(金民錫)首相をはじめ、国会議長、政党および宗教団体代表、市民団体、一般国民ら約2000人が参加する。
追慕式は午前10時29分、ソウル全域に鳴らされる追慕サイレンとともに犠牲者に対する黙とうから始まる。続いて、遺族代表のあいさつ、追慕映像の上映、追慕の辞、3周忌追慕詩の朗読、外国人犠牲者遺族のあいさつ、追慕公演などが行われる。
遺族協議会のソン・ヘジン運営委員長のあいさつに続き、ウ・ウォンシク(禹元植)国会議長、ソン・ギチュン梨泰院事故特別調査委員長、女優ムン・ソリが追慕の辞を朗読する。
追慕映像は事故発生からの3年間を振り返り、哀悼と真相究明を誓う内容で構成される。追慕文は外国人犠牲者の遺族代表が朗読する。
ソウル市は行政安全部の要請により10時29分から1分間、追慕サイレンを鳴らす。追慕サイレンは犠牲者を称え、黙とうに参加できるようソウル全域で同時に鳴らされる予定だ。
ユン・ホジュン(尹昊重)行政安全部長官は、「今回の3周忌記憶式は政府と遺族が共に心を合わせて準備した政府の初めての公式追慕式」とし、「政府は梨泰院で尊い命を失った犠牲者らをいつまでも忘れず、その遺族が負った傷を分かち合っていく」と述べた。
また、「梨泰院事故のような残念な事故が二度と発生しないよう、国民の命を最優先に考える安全な国を作っていく」と付け加えた。
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