21の加盟国・地域の閣僚は29日午後に開かれる夕食会に出席し、30日に本会議を開く。
本会議では27~28日に開かれた最終高級実務者会合(CSOM)での議論をもとに、31日から始まる首脳会議の最終的な準備を進める。
APEC首脳らの合意文書「慶州宣言」とは別に、AMM共同声明を採択する方針で、「慶州宣言」とAMM共同声明に盛り込む内容などを巡る交渉が並行して進められているという。
AMMに出席する各国の閣僚による2国間会合や多国間会合も活発に行われる見通しだ。
首脳に伴って来韓するルビオ米国務長官と日本の茂木敏充外相は29日午後、趙顕(チョ・ヒョン)外交部長官を交えて韓米日外相会談を開催する。先月末に米ニューヨークで開かれた国連総会の高官級会議に合わせて開かれて以来約1カ月ぶりでの開催となる。
韓米日首脳会談の開催が難しいと予想されるなか、3カ国外相会談は協力のモメンタムをつなげることになるとみられる。
先月のニューヨークでの3カ国外相会談では共同声明が採択され、「北朝鮮の完全な非核化に対する確固たる意志を改めて確認」したとの文言が入ったが、今回の会議で3カ国が北朝鮮政策での堅固な協力を改めて確認できるか注目される。
また中国の習近平国家主席が30日に来韓するのを前に対中政策に関する意見交換も行われるかどうかに関心が集まっている。
Copyright 2025YONHAPNEWS. All rights reserved. 40

