李大統領は29日から、トランプ米大統領との首脳会談を皮切りに韓日・韓中首脳会談、APEC首脳会議や財界関係者との会合などの日程をこなす。
韓米首脳会談では米国との関税交渉や韓米同盟の現代化などの重要な問題が議論されると予想されることから、李大統領は前日に慶州入りして準備に万全を期す構えだ。
関税交渉が難航するなか、首脳同士によるトップダウン方式の議論で意見の隔たりを埋めることができるか注目される。
ただ、大統領室の中では今回の会談で関税問題などについて最終合意に至るのは容易ではないとの見方が出ている。
李大統領は、世界の関心が集まる米中首脳会談の準備状況や、米朝首脳が電撃的に会談を行う可能性についても随時報告を受け、さまざまなシナリオに備える予定だ。
また、29日午前に開かれる「APEC CEO(最高経営責任者)サミット」の開会式で演説を行うため、この日遅くまで内容を手直しするとみられる。
さらに、29日から始まるAPEC首脳会議の公式日程が順調に進むよう、関連官庁に指示を出す見通しだ。
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