韓米の国防トップがJSAを訪れるのは2017年10月、当時の宋永武(ソン・ヨンム)長官とマティス国防長官の訪問以来約8年ぶりで、北朝鮮に対しどのようなメッセージを発信するかに関心が集まっている。
ヘグセス氏に同行している米国防総省の高官は28日、日本に向かう専用機の中で報道陣に対し、韓米の定例安保協議(SCM)に出席するため来月3~4日に訪韓するヘグセス氏が最初にJSAを訪れると明らかにした。
安氏とヘグセス氏はJSAで、北朝鮮に対する警告ではなく平和のメッセージを発信する可能性があるとの見方も出ている。
文在寅(ムン・ジェイン)政権時代の17年に宋氏と共にJSAを訪れたマティス氏も「われわれの目標は戦争ではなく朝鮮半島の非核化」と述べ、北朝鮮核問題の外交的解決を強調した。
ヘグセス氏はJSAに続き、ソウル南方・平沢の米軍基地キャンプ・ハンフリーを訪問し、来月4日には安氏と共にSCMに出席する。SCMは韓米両国の主な軍事政策を協議・調整する定例の協議体だ。
米国防総省の当局者は、今年のSCMの議題について「韓米同盟において韓国が北に対する防衛の主な責任を負う問題、防衛費支出問題など韓米同盟の現代化に関する協議をさらに進展させる」と説明した。
在韓米軍の削減問題については「発表する内容はない」と述べるにとどめた。
インド太平洋地域を歴訪中のヘグセス氏は、ハワイ、日本、マレーシア、ベトナムを経て韓国を訪れる予定だ。
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