2019年、南北軍事境界線にある板門店で会談した米国のトランプ大統領(左)と北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長(朝鮮労働党総書記)=(聯合ニュース)
2019年、南北軍事境界線にある板門店で会談した米国のトランプ大統領(左)と北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長(朝鮮労働党総書記)=(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】米国のトランプ大統領は27日、訪問先のマレーシアから日本に向かう大統領専用機で記者団に対し、北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長(朝鮮労働党総書記)と会談する可能性について、「彼に会うことができれば本当に良いと思う。彼が会いたければ」と改めて意欲を示した。AFP通信や共同通信などが報じた。

 トランプ大統領は日本を訪問した後、韓国南東部・慶州で開かれるアジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議に合わせ、29~30日の日程で韓国を訪れる。トランプ大統領は金正恩氏との会談を希望しており、訪韓期間中に「サプライズ会談」が実現する可能性も取り沙汰されている。

 トランプ大統領は24日にもマレーシアに向かう大統領専用機で記者団に対し、韓国と北朝鮮の軍事境界線付近にある非武装地帯(DMZ)で金正恩氏と会談する可能性に関し、「彼から連絡があれば会いたい」と述べた。また、北朝鮮について、「ニュークリア・パワー(核保有国)」との認識を示した。


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