大韓航空がカナダ航空会社の株式買収、チョ会長は取締役に=韓国報道
大韓航空がカナダ航空会社の株式買収、チョ会長は取締役に=韓国報道
大韓航空は、カナダ2位の大手航空会社ウエストジェット航空の持ち株会社であるケストレルトプコ(Kestrel Topco)の持ち分と債券11.02%を2億1700万ドル(USD、約330億9098万円)で取得したと発表した。

大韓航空は5月、ケストレルトプコの持ち分買収契約を締結していた。今回、契約手続きが終了したことを受け株式を買収したものとなる。今回の取引には米国のデルタ航空や欧州のエアフランス-KLMも共に参加した。

これにより大韓航空の持ち株会社である韓進グループのチョ・ウォンテ会長は、ウエストジェットの取締役となった。チョ会長は2019年から、国際航空事業をけん引する国際航空運送協会(IATA)の最高政策審議機関であり議決機関である、執行委員会の委員を務めている。

カナダの航空市場は2019年以降2桁成長を遂げ、2024年時点で世界7位となる330億ドル(約5兆円)規模に達している。今回の株式買収でカナダ市場は、世界での確固たる立場をいっそう固めることになった。

大韓航空の関係者は「当社はアシアナ航空の経営統合と共に、世界の航空市場で多様な協力を進めていく。顧客の選択肢と便宜性を高め、世界の航空会社として地位固めをしていく」と述べた。


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