復元された清渓川で韓国固有種の魚発見、20年で水質改善=韓国
復元された清渓川で韓国固有種の魚発見、20年で水質改善=韓国
埋め立てられていた清渓川の復元から20年がたつ。これを機に科学技術情報通信部傘下の国立中央科学館は、ソウル施設公団と共に行った清渓川における2005年の淡水魚類の学術調査の結果、計32科1目約6700固体の魚類が確認されたと発表した。

復元前は4種しかいなかった清渓川に住む品種が、20年で約8倍に回復した。特に注目すべきは、清く酸素が豊富な川のみで生きることができる韓国の固有種、コイ科のヤガタムギツクの稚魚が上流で初めて発見された点だ。

調査は上流から下流までの計6地点を対象に、4月から9月まで3回にわたって行われた。調査地点は、20年前に行われた調査と同じ位置となる。研究陣によると、観察された魚類のうち最も多く発見されたのはコイ科のオイカワで、コイとチュウゴクメダカがこれに続いた。このほかグッピーとバスも見つかったが、人為的に放流されたとみられる。

国立中央科学館はソウル施設公団と共に特別展示「清渓魚録」を国立中央科学館で開催した。清渓川の復旧から20年の道のりを、データや記録などから振り返る。展示場には、清渓川の生態系を復元する過程をAI(人工知能)で表現した映像コンテンツを用意し放映している。


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