APEC参加者が利用する金海国際空港の国際線ターミナルに歓迎のメッセージが表示されている=22日、釜山(聯合ニュース)
APEC参加者が利用する金海国際空港の国際線ターミナルに歓迎のメッセージが表示されている=22日、釜山(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】韓国南東部・慶州で今月31日に開幕するアジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議に向け、同地で27~28日に外交・通商合同閣僚会議(AMM)が、29~30日に最終高級実務者会合(CSOM)が開催される。

 外交・通商合同閣僚会議ではAPEC首脳会議で実質的な成果を導き出すための最終点検を行う。APEC各機関の今年の活動や事務局運営などを総合的に点検する。

 韓国の趙顕(チョ・ヒョン)外交部長官と呂翰九(ヨ・ハング)産業通商部通商交渉本部長が議長を務める。加盟21カ国・地域の外交・通商担当相や東南アジア諸国連合(ASEAN)、太平洋諸島フォーラム(PIF)、太平洋経済協力会議(PECC)、経済協力開発機構(OECD)、世界貿易機関(WTO)の事務局長らが出席し、今年のAPECの成果をまとめた共同声明の採択を目指す。

 最終高級実務者会合では議長国の韓国政府がAPEC首脳会議の重要な成果として進めている人工知能(AI)協力や人口構造変化への対応に関する議論を行うほか、首脳会議の準備状況を共有する。


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