キム氏は2002年の大統領選で保守候補の特別補佐を務めるなど、その後20余年にわたり保守陣営を公然と支持してきた代表的な保守系芸能人である。
22日、韓国のラジオ番組によると、キム氏は前日に出演した放送で「(右派芸能人たちには)放送やイベントの機会がなく、見ていて本当に悲しい。兄として先輩として、まずそのような友人たちに自分の姿を示すのがよいと思った」として、政界と「決別」し本業への復帰を宣言した背景を明らかにしたという。
キム氏は「(政治家たちは)必要な時だけ連絡をよこし、当選してもしなくても終わってしまえば誰もいなくなる。訪ねて来る人もおらず連絡もない」と語った。
つづけて「位置やポストを求めるというのではなく、最高委員のような人たちが公の席で『キムさん、本当にお疲れ様でした。一緒に食事でも』や『選挙も終わったので、戻る場所を提供しましょう』という話を誰も言おうとはしない」とし「何の保障もなく、無責任だ。こんなこと(政治介入)を私があえてしたなんて…。家でも肩身が狭い。家でも犬以下の扱いだ」と嘆いた。
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