韓国はプラスチック廃棄物の73%を再利用すると明かしているが、環境NGOのグリーンピースが2023年、忠南大学のチャン・ヨンチョン教授と行った研究によると、実際は約27%にとどまるという。事業の現場ではプラスチック廃棄物の90%以上が埋め立て、もしくは焼却されているとの見方もある。
こうした現状に対し韓国政府の環境部では、年内にプラスチック排気量の削減から生産、回収、再利用まで全過程における「脱プラスチックロードマップ」を策定した。
嶺南大学環境工学科のチョン・グァンス教授は「政策の実効性は消費者がどれだけ協力するかにかかっている。プラスチックを代替する資源の導入費用が、現在使われているプラスチックの2倍以上高くなるようであれば、消費者や企業は説得できない。政府による信頼性の高い政策が脱プラスチック政策にも反映されるべき」と述べている。
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