チン・ヨンスン合同参謀本部議長(国会写真記者団)=(聯合ニュース)
チン・ヨンスン合同参謀本部議長(国会写真記者団)=(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】韓国軍制服組トップのチン・ヨンスン合同参謀本部議長は21日、南東部・慶州で31日から始まるアジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議の開催成功に向けて準備体制を維持している作戦部隊と警護・警備、対テロ作戦を担う部隊を視察し、最終点検を行った。

 チン氏は海上哨戒機P8(ポセイドン)に乗り込んで朝鮮半島東の東海作戦海域の上空を指揮飛行し、浦項地域の海岸警戒作戦を担当する海兵部隊を訪問。確固たる体制の維持を強調した。また、韓国の周辺海域で発生し得る軍事的・非軍事的状況に備え、専門性を備えた構成員が適時かつ安全に任務を完遂するよう指示した。

 海兵部隊では監視・警戒作戦の現場を点検し、「多数の国家重要施設があり、わが国のハブとしての役割を果たしている作戦地域の特性を考慮し、徹底した準備体制を維持してほしい」と呼びかけた。

 チン氏は続いて、APEC首脳会議を控えて設置された「軍作戦本部状況室」と「警護安全総合状況室」を訪れ、警護・警備、対テロ作戦遂行策について報告を受けた。

 一方、軍は今回のAPEC首脳会議のために第2作戦司令部を中心とする軍作戦本部を編成し、約3600人の兵力と陸海空の各戦力を投入して関係機関と統合作戦を遂行する。


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