国民の79％、「所得分配」より「経済成長」のほうが重要＝韓国

韓国民の多くは「“経済成長”が “所得分配”より重要だ」と考えていることがわかった。

韓国の世論調査企業であるエムブレインパブリック・ケイスタットリサーチ・コリアリサーチ・韓国リサーチの4社が、満18歳以上の男女1000人を対象に今月13日から3日間実施した調査の結果、先のような結果が示された。

今回の調査で “現時点で、経済成長と所得分配のうちどちらがより重要だと思うか”という質問に回答者の79％は「経済成長」と答え、「所得分配」と答えた人は17％にとどまった。

このような世論の傾向は「年齢」「地域」「支持政党」「理念」に関係なくほぼ同様であった。

自らを「革新」と考えている人（271人）のうち69％が「経済成長」、30％が「所得分配」と答え、自らを「保守」と考えている人（284人）のうち88％が「経済成長」、10％が「所得分配」と答えた。

また、自らを「中道層」と考えている人（319人）のうち83％が「経済成長」と答え、15％が「所得分配」と答えた。