アイバーソン氏は特別検察官が7月21日に烏山基地内の空軍中央防空統制所(MCRC)を家宅捜索したことについて、家宅捜索が韓国軍の管理区域と資料に対するものだったとしても、MCRCに立ち入るためには米国側の管理区域を通る必要があり、在韓米軍地位協定(SOFA)に基づき、米軍との協議が必要だったとし、懸念を表明した。
同書簡について在韓米軍は「外部機関が進行中の捜査に対してはコメントしない」とし、韓国の捜査当局と緊密に協力していると述べるにとどめた。
書簡を受け取った外交部は「韓米当局間の外交・国防に関連する意思疎通の内容を明らかにするのは外交慣例上、適切ではない」と述べた。
同家宅捜索を巡っては、トランプ大統領も8月の韓米首脳会談前に、「われわれの軍事基地に入って情報を収集したと聞いた」などと発言していた。
これに対して特別検察官側は、家宅捜索は米軍とは全く関係がなく、米軍側が問題視または抗議した事実はないと説明していた。
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