また「官僚化が進めば固定観念や既成観念によって権限を行使することになり、このような部分が現場で足かせになる場合がある」と指摘した。
李大統領は「利害関係が衝突する場合もある。例えば、ある規制の解除と国民の生命や安全、または個人情報を侵害する恐れがある危険性が衝突する場合、『危険だからやめよう』という結論が下されることもあり得る」とし、「危険要素を最少化できれば規制も整理できるだろう」との見方を示した。「利害関係の衝突を避けるために規制だけを行うのではなく、うまく調整することが重要であり、これが政府の役割だ」と重ねて強調した。
文化芸術分野については「多くの規制が必要だろうかと思うこともあるが、一方では統制も必要な分野だ」とし、金大中(キム・デジュン)元大統領が言及したように「支援するが干渉はしない」ことが大原則ではあるがさまざまな規制があると説明した。
李大統領は「きょうはバイオ・再生可能エネルギー・文化産業の規制合理化について議論するが、現場の声に十分に耳を傾け、危険要素を最大限除去しながら創造性を発揮できるよう(制度を改善すべきだ)」と述べた。
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