崔泰源氏(左)と盧素英氏(資料写真)=(聯合ニュース)
崔泰源氏(左)と盧素英氏(資料写真)=(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】韓国大法院(最高裁)は16日、大手財閥SKグループの崔泰源(チェ・テウォン)会長と妻、盧素英(ノ・ソヨン)氏の離婚訴訟の上告審で、原告(崔氏)が被告(盧氏)に財産分与として1兆3808億ウォン(約1470億円)と慰謝料20億ウォンを支払うよう命じた二審判決を破棄し、審理をソウル高裁に差し戻した。

 二審が盧素英氏の父である盧泰愚(ノ・テウ)元大統領がSKに約300億ウォンの金銭支援を行ったと認めたのに対し、大法院は財産形成において盧素英氏の寄与があったとはいえないと判断した。これにより、「世紀の離婚」と呼ばれた両氏の訴訟は再び高裁の判断を仰ぐことになった。


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