遺族と外交当局の立ち会いのもと、現地で遺体の解剖が行われたという。遺体から暴行の痕跡など他殺の可能性を示すものは見つからなかった。
韓国警察は立件に先立ち、内偵捜査に着手した。
捜査当局はカンボジアで他人名義の通帳の運び屋などを行っていた韓国人から、女性が現地のホテルで長期にわたり監禁されていたとする供述を確保したとされる。
警察は供述の信ぴょう性を調べる一方、ボイスフィッシング(電話による金融詐欺)などを行う犯罪組織との関連性を調べている。
カンボジアのバベットなどベトナム国境付近に拠点を置く犯罪組織は警察当局の監視が厳しくなったことを受け、ベトナムに拠点を移しているという。
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