キム・ヒョンジョン(金鉉正)共に民主党院内報道官はこの日の午後、論評を通じて「安哲秀国民の力議員が『カンボジア惨事を引き起こしたのはシェシェ(謝謝)外交だ』として、イ・ジェミョン(李在明)政府のせいにした。嫌韓感情に便乗して極右保守層の視線を引こうと努力する姿は哀れなだけだ」とこのように明らかにした。
金院内報道官は「今回の惨事の本質的な原因は、金建希の便宜取り引きを優先し、国民の安全より『お金をばらまくこと』に熱を上げていた尹錫悦政権の『カモ外交』にある。現在、特検は、尹錫悦政権がカンボジアのODA予算を4倍近く増加させた裏に、金建姫と統一教会の黒いコネクションがあるかを捜査している」と言及した。
続いて「統一教会の関係者が金建希に6000万ウォン(約660万円)相当のダイヤモンドネックレス、1000万ウォン(約110万円)相当のシャネルのカバンなどを渡してカンボジアODA関連の便宜を要請したところ、その提案が実際に政策化されたとの疑惑もある。特にカンボジア在外国民の安全問題は、当時与党だった国民の力の議員さえ深刻性を認識しており、警察駐在官を増員してほしいと要請までしたのに、これを黙殺したのは尹錫悦政権だった」と述べた。
金院内報道官は「国会外交通商委員会の委員である安議員はカンボジア在外国民の安全のために一体どんな役割をしたのか。しかも安議員は前回の大統領選挙で尹錫悦と一本化し、在外国民の投票権を紙くずにした張本人だ」と批判した。
また「これに対し在外国民投票後、候補辞退を制限するいわゆる『安哲秀防止法』を制定しなければならないという世論が沸き立ったことをもう忘れたのか」と繰り返し尋ねた。
さらに「安議員は在外国民の権利を冒涜し、職務遺棄までして自ら反省しろ。そして見当違いに現政府のせいにするのではなく、尹錫悦・金建希夫妻による『カモ外交』こそ非難すべきだ」と述べた。
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