福島汚染水の海洋放出　「中止に向けＡＰＥＣで働きかけを」＝韓国市民団体

【ソウル聯合ニュース】韓国の市民団体「環境保健市民センター」などは１５日、ソウルで記者会見を開き、今月末に南東部・慶州で開幕するアジア太平洋経済協力会議（ＡＰＥＣ）首脳会議に合わせ、東京電力が行っている福島第１原発の処理済み汚染水の海洋放出中止に向け、政府が外交力を行使しなければならないと主張した。

　市民団体側はＡＰＥＣ首脳会議に出席する首脳らに対し、世界の安全のため海洋放出を中止させ、環境に優しいリーダーシップを示さなければならないと促した。

　市民団体側はＡＰＥＣに合わせ、アジア太平洋地域の環境問題に関するキャンペーンを進める方針だ。