金氏は今月末に南東部・慶州で開幕するアジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議を取り上げ、「このような重要な時期に一部で外国人嫌悪デモが続いている」として、「外国人に不安を与えるだけでなく、(飲食店など)中小商工業者の営業に大きな支障を与えており、自滅的な行為が深く懸念される」と指摘。「外国人観光客を対象とした嫌悪や差別を助長し、中小商工業者の営業に被害をもたらす行為に対し、法と原則に基づいて厳正に対応してほしい」と強調した。
そのうえで、「意思表現の自由は民主社会の重要な価値」としながらも、「それは他人の権利と安全を侵害しない範囲で行使されるべきだ」と述べた。
会議には趙顕(チョ・ヒョン)外交部長官や尹昊重(ユン・ホジュン)行政安全部長官、兪在成(ユ・ジェソン)警察庁長職務代行らが出席した。
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