李チョル雨(イ・チョルウ)慶尚北道知事と朱洛栄(チュ・ナクヨン)慶州市長は15日、宿泊施設やシャトルバス、飲食店など各分野の準備状況を視察した。
両氏は慶州市内のソノカームホテルで開かれた「APEC協力宿泊施設認証牌除幕式」に出席し、関係者らを激励した後、シャトルバスに試乗。座席のヘッドレストにあるQRコードを利用して運行情報を確認し、ラッピングバスの外観や内装などを点検した。
ベニキアスイスローゼンホテルでは、携帯用通訳翻訳機と客室の状態を確認した。両氏は保健環境研究院、消防当局など関係機関と共に、「客室点検チェックリスト」に沿って客室内の清掃状況や消火器、火災感知器などの安全項目を点検した。
また、イスラム教の戒律にのっとったハラル飲食店を訪れ、調理施設や祈祷室、トイレなどを視察。APEC首脳会議の期間中に提供されるメニューを試食した。
この飲食店は南部・釜山でハラル飲食店を営むシェフが運営し、期間中に朝食、昼食、夕食をビュッフェ形式で提供する予定だ。
朱市長は「慶尚北道とワンチームで首脳会議の成功に向け全ての行政力を投入する」とし、「加盟国の代表団が慶州での良い思い出と感動を持って帰れるよう、残りの期間も市民と共に準備に最善を尽くす」と強調した。
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