海外の韓国語能力試験の受験者が増加、韓国コンテンツ人気を受け=韓国
海外の韓国語能力試験の受験者が増加、韓国コンテンツ人気を受け=韓国
国民の力のキム・スンス議員が教育部と国立教育院から提出を受けた資料によると、海外の韓国語能力試験(TOPIK)受験者は2020年の6万4057人から、2024年には28万2273人へと、4倍以上増加した。

海外での受験者数は27万9448人。うちアジアが26万9638人と9割を占めた。続いて欧州(4816人)、北米(3625人)、アフリカ(830人)、オセアニア(539人)だった。

中でも特に増加幅が大きかったのが、ベトナムと中国だ。ベトナムの受験者数は、2021年の1万6000人から2024年には4万2000人へと約3倍、中国では同じ期間に2万3000人から7万5000人へと3.3倍、それぞれ増加した。

受験者数が大きく増えた背景には「KPOPガールズ! デーモン・ハンターズ」をはじめとした韓国コンテンツの人気がある。

一方で韓国語の教育インフラは、需要に追い付いていない。「2024年教育統計年報」によると、世界で1405カ所ある韓国語学校のうち、アジア地域にある施設は209カ所。692カ所の北米の半分程度だ。また、韓国語教員数は1万4058人で、アジアでは2318人となっている。

韓国政府公認の韓国語学校、世宗学堂の数は世界で252カ所。うちアジアには141カ所があるが入学を待機する人は8800人に上る。



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