中国大使館はウェブサイトに「韓国の少数勢力による反中デモに対する在韓中国大使館報道官の厳正な立場表明」と題した文を掲載した。
中国大使館は「残念ながら韓国の一部の政治家が虚偽情報を流し、一部の極右団体が中国人観光客の集まるソウル明洞や(中国人が多く暮らす)大林洞などで反中デモをたびたび行っていることに注目している」とし、「中国と韓国双方はこれに対して明確に反対している」と表明した。
また「韓国の一部極右勢力が3日にソウルの中心部で反中デモを計画している」とし、中国の国慶節(建国記念日)と中秋節、韓国の秋夕(チュソク、旧暦8月15日)連休の時期を選びデモを実施するのには不純な意図があり、そのような集会は市民の理解を得られないと指摘した。
そのうえで、韓国に滞在している中国人に向け、警戒心を高めて身辺の安全に注意するよう呼び掛けた。また「韓国側が在韓中国人の身の安全と権益を徹底的に保障することを厳正に要請する」と強調した。
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