許氏は、北朝鮮を招待するため先ごろユネスコのアズレ事務局長に書簡を送ったとし、11月末に開催される予定のユネスコ総会で具体的に議論されるだろうと述べた。ユネスコの諮問機関、国際記念物遺跡会議(イコモス)のテレサ・パトリシオ会長や文化財保存修復研究国際センター(ICCROM)側にもこうした立場を伝えたと説明した。
許氏は南北が交流または協力できる部分として、南北軍事境界線がある非武装地帯(DMZ)を挙げた。「DMZは歴史・文化・自然が全て保存された空間だ。DMZで世界の人々に平和のメッセージを発信することができる」とした上で、来年の世界遺産委員会が釜山で開かれるとしても、DMZで「平和宣言」ができるよう方策の検討を提案したと述べた。
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