韓国環境部(日本の環境省に相当)は6日、「軍事境界線地域の衛星映像を分析した結果、北朝鮮側の黄江ダムから放流が一部行われたものと推定される」と明らかにした。
環境部はこの日から7日まで、臨津江流域に集中豪雨が予想され、北朝鮮が放流したものと分析した。
北朝鮮が黄江ダムの水門を開放すれば、キョンギド(京畿道)ヨンチョン(漣川)のクンナム(郡南)ダムとピルスン橋の水位が急に高くなり、軍事境界線地域において洪水発生の危険が高まる。この日午後1時現在、群南ダム上流ピルスン橋の水位は行楽客避難判断水位である1mより低い0.7mだが、黄江ダムの放流で水位が次第に上昇するものと見られる。
環境部はピルスン橋の水位が行楽客避難判断水位に達した場合、下流河川の住民と行楽客の安全確保のため、軍事境界線地域の危機対応マニュアルに従って対応する計画だ。
環境部のイ・スンファン水資源政策官は、「ピルスン橋の水位を持続的にモニタリングし、境界地域で国民の被害がないよう関係機関とともに徹底的に対応する」と明らかにした。
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