彼らは先月28日、ソウル西大門区周辺で計3件の誘拐を試みた疑いが持たれている。
午後3時31分と午後3時32分ごろ、西大門区の小学校付近で、さらに午後3時36分ごろには同区の公営駐車場付近で小学生に近づき「かわいいね、家まで送ってあげる」と声をかけて誘おうとしたが、未遂に終わった。
男らが声をかけると、小学生2人は恐怖に駆られて逃げ出し、一部の小学生は無視してそのまま通り過ぎた。保護者らは子どもから話を聞き、警察に通報した。
被疑者らは車から降りることはなく、すべて車越しに会話が行われた。
被害に遭った小学校は2校、被害児童は男子小学生4人で、いずれも低学年だった。
警察によると、被疑者らは前日に酒を飲んだ後に会い食事をし、ふざけ半分に行動したと供述している。「子どもたちが驚く様子を面白がった」というのである。その場で犯行を計画し、実際に車に乗せる意図はなかったと主張している。
一部の被疑者には前科があった。警察関係者は「同種の前科はなかったが、逮捕状を申請する際には前科も参考にした」と述べ、性犯罪歴はなかったと付け加えた。
この2人とは異なり、後部座席に乗っていたA氏の場合は「もし間違えば重大犯罪になり得る」と友人らを制止したため、逮捕状は申請しなかったと警察は説明している。
犯行は計3回、約4分の間に行われた。警察は「悪ふざけにしては事案が重大であり、マスコミなどでも大きな話題となっている状況で、警察としては強硬に対応せざるを得ない」と明らかにした。
彼らの勾留の可否は、早ければ同日深夜にも決定される見通しだ。
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