同党のチャン・ドンヒョク(張東赫)代表は同日の午前に、国会で緊急最高委員会議を開き、「昨年12月3日夜の数時間内で起きたことの真相を究明するためとして、わが党の院内代表室のほこりまで払うという(家宅捜索は)、民主党が仕掛けた『内乱政党』という非難がいかに虚偽の扇動だったかを天下にさらした」と批判。「きょう9月3日を『内乱政党非難』の終結日と宣言する」と声をあらげた。また、「先日は500万党員の心臓である党本部に押し入り、党員名簿を強奪しようとしたかと思えば、昨日は院内の心臓部である院内代表室を奇襲した。これは、わが党の手足を折り、野党の口に猿ぐつわをはめようとする卑劣な政治工作だ」と非難した。
内乱特検チームは前日、非常戒厳令当時の「戒厳令解除の議決妨害」疑惑で、秋元院内代表や党職員らを対象に家宅捜索を実施した。特検は、戒厳令発令当日にキム・ヨンヒョン(金龍顯)前国防相との通話記録が判明したチョ・ジヨン(趙志娟)議員の事務所も捜索している。
さらに、特検は同日、国民の力院内代表室と院内行政局への家宅捜索令状の再執行に乗り出した。これは、キム・ゴンヒ(金建希)氏に関する特検チームが先月、党本部やクォン・ソンドン(権性東)議員の自宅などを家宅捜索しようとした動きに続くもので、党指導部への直接的な捜査に、党内はさらに憤りを強めている。
同党は、今回の特検捜査が「野党への弾圧」だと強調している。張代表は「皮肉にも、昨日の家宅捜索で、民主党の『内乱政党』という非難が中身のない抜け殻にすぎなかったという事実を明確にした」とし、「昨年の冬から始まり、春、夏を経て、秋風が吹き始めた昨日に特検が持ってきた家宅捜索令状は、これまでの非難が何の意味もなかったことを自白する反省文に他ならない」と述べた。
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