対話があったかどうかについては分かっていない。両氏のあいさつが南北関係にどのような影響をもたらすか注目される。
禹氏は現地で習近平国家主席と会談。10月末に韓国・慶州で開催されるアジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議への出席を要請した。
禹氏が習氏と会談したのは今年2月の中国・ハルビンに続き、2回目。当時もAPECへの出席などについて意見交換した。
禹氏はロシアのプーチン大統領とも会談した。ロシアで活動する約130の韓国企業への配慮を要請した。
プーチン氏は南北関係や朝鮮半島問題への格別の関心を表明し、禹氏に対し、金正恩氏との首脳会談で伝えてほしいメッセージがあるかなどと尋ねたという。
禹氏は「南北が平和と繁栄の時代を開いていくことを希望する」とし「難しい状況でも朝鮮半島に平和を定着させていくことが現在非常に重要であり、そのために努力する」と応じた。
禹氏は4日、中国の国会議長に相当する全国人民代表大会(全人代)常務委員長と会談し、中国で経済、科学技術、未来産業を担当する丁薛祥筆頭副首相とも会談する。
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