自身のファンから借りた金返さず…“詐欺嫌疑”元「T-ARA」アルム、2審も執行猶予つき懲役刑

ファンと知人らの金を借りて返済してい疑いで起訴された、元ガールズグループ「T-ARA」のアルムが、控訴審でも懲役刑の執行猶予を宣告された。

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　13日（本日）、スウォン（水原）地裁刑事控訴5部は、アルムと彼女の恋人Aの詐欺などの疑いに関する事件の控訴審で、原審判決を破棄してAに懲役1年4カ月を、アルムに懲役4カ月・執行猶予1年を宣告した。

　先立って1審では、Aに懲役1年6カ月を、アルムに懲役6カ月・執行猶予2年を宣告した。

　控訴審裁判部は、「被告人はAが自分のファンなどを相手に詐欺の犯行を犯すことが分かっていながら共謀し、被害者に対し繰り返し詐欺犯罪を犯して、罪責は軽くない」とし、「ただし自身の犯行を反省しており、詐欺犯行のうちの一部、被害者と合意した点などを考慮すれば、原審刑は少し重く不当である」と判示した。

　引き続きAについては、「詐欺犯行を繰り返し、被害金額の合計は相当であり、罪責は重い」とし、「ただし一部の被害者と合意して、犯行をすべて認めている」と、量刑理由を明らかにした。

　Aらは、ファンと知人3人から3700万ウォン（約420万円）ほどを借りた後、返済していない疑いで起訴された。金を貸した被害者たちは、昨年3～5月に警察に訴状を出した。

　一方、アルムは2012年に「T-ARA」に合流して活動し、翌年の2013年にグループから脱退した。