イ・シヨンさん(資料写真)=(聯合ニュース)
イ・シヨンさん(資料写真)=(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】韓国の女優、イ・シヨンさん(43)が離婚前に凍結保存していた受精卵の胚(はい)を元夫の同意を得ずに移植して第2子を妊娠した。

 イさんは8日、SNSを更新し、結婚生活中に体外受精で2人目の子どもの妊娠に向けて準備していたが胚移植をしないまま時間が流れ、離婚話が持ち上がったとし、「(元夫との)全ての法的関係が整理されるころ、5年間の冷凍胚保存期間の満了が近づき、選択のときが訪れ、廃棄を前に移植を受ける決定を私が直接下しました」と報告した。その上で、元夫の同意を得ていないが自身が下した決定の重みを全て背負っていくとの考えを示した。

 イさんは2017年に9歳年上の飲食店を経営する実業家と結婚。息子1人をもうけた。今年3月に離婚した。

 イさんは「私は常に子どもを望んできましたし、私の手で保存期間満了が近づいている冷凍胚を廃棄することができませんでした。容易ではなかった結婚生活の中で持ちこたえることができたのは私にたくさんの幸福と希望と感動をくれた天使のような子どもがいたからです」と説明した。「今は私の元に来てくれた新たな命に感謝の気持ちしかありません。これまでになく平穏で幸せな時間を送っています」とし、「私に対する叱責や助言はいくらでも謙虚な気持ちでありがたく受け入れます」とつづった。


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