カン・ユジョン(姜由楨)大統領室報道官は30日、ブリーフィングを通じて、李大統領が来月3日の午前10時に初の記者会見を行うと明らかにした。
記者会見は‘大統領の30日、メディアが尋ね、国民に答える’というタイトルで行われ、民生経済・政治・外交安保・社会文化などの分野別に問答が行われる予定だ。場所と具体的な形式はまだ議論が行われている。
姜報道官は「李大統領は会見で、引継ぎ委員会なしにスタートした李在明政府の早期安着を知らせ、今後の国政運営方向および主要政策などについて活発に疎通するだろう」と伝えた。続いて「記者たちとより一層近く疎通しようという趣旨で、タウンホールミーティング形式で行う計画だ」と説明した。
過去とは異なり、タウンホールミーティング形式にする背景については「より多くの記者たちと質疑応答しようとする意図である」と説明した。
姜報道官は「『国民私書箱』を通じて受け取った国民の意見に対する答弁は今回の記者会見でなされるか」との質問に「国民私書箱で受け取った内容はもう少し時間を持って、おそらく他の機会と様式で返事をするのではないかと思う」と明らかにした。
李大統領が検討する‘就任30日’の公式記者会見は‘100日会見’という過去の認識とは異なっている。
歴代大統領は慣例のように就任100日ごろ、初の記者会見を行ってきた。2017年5月10日に就任したムン・ジェイン(文在寅)元大統領はその年の8月17日にチョンワデ(青瓦台)迎賓館で、2022年5月10日に就任したユン・ソギョル(尹錫悦)前大統領はその年の8月17日にヨンサン(龍山)大統領室で就任100日の記者会見を行った。
なお、姜報道官はこの日のブリーフィングで、米韓首脳会談のために李大統領の訪米時期として7月末が取り上げられていることについて「米韓首脳会談が必ず必要だという考えのもと、引き続き調整している。(7月末の訪米と関し)大統領室では明らかにしたことのない日付である」と一蹴した。
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