中華ドラマ「楽游原(らくゆうげん)」2話では、郭直の陣営で崔琳と李嶷が鉢合わせる様子が描かれた。
孫靖(そんぜい)(ユー・ボー)が梁王を詰問すると李嶷(りぎょく)の状況を尋ねた。梁王は李嶷が幼い頃から常に問題児だったと答えた。李嶷たちは現在望州城を占領しているがそれだけでは飽き足らず、さらに並州をも狙っているという情報を手に入れる。
一方、崔琳(さいりん)は郭直(かくちょく)と交渉に向かおうとするが、兄から反対されてしまう。兄は自身が交渉に向かい、崔琳にはその場を護るようにと命じたのだった。
郭直の陣営で崔琳と李嶷は案の定鉢合わせした。郭将軍は二人を満足させる方法を考え、競馬での勝負を提案する。勝った方が先に交渉し、郭直が勝てば一つ要求を出せるという条件に、二人は同意した。緊迫した競馬が始まり、郭直は崔琳の親衛が優勢だと見る。しかし崔琳は最後まで何が起こるか分からないと話した。突然暴走した馬が崔琳に突進し、李嶷が間一髪で彼女を救った。結局郭直が勝負に勝ち、要求を出す権利を得た。部下が翌日の要求を尋ねると毒入りの菓子を李嶷と崔琳に贈るよう命じたのだった。
李嶷が崔琳を訪ねようとすると、崔琳はすでにそれを読んでいたかのように物陰に隠れて観察し、好機を捉えて李嶷を捕らえた。ちょうどその時、郭直の部下が崔琳に菓子を届けに来た。
崔琳が天幕に戻ると、そこには縄だけが残されており、崔琳はすぐに異変に気づいた。振り向くと李嶷に縛られ、暗器の針も奪われていた。二人が話していると、外で火事が起こった。郭直の部下たちが二人を殺そうと天幕を取り囲むが、二人はすでにこの事態を予測しており、李嶷は崔琳を肩に担ぎ上げ、足で敵を蹴るよう指示したのだった。崔琳は部下のアシュと離れ離れになってしまい、アシュの部下が崔兄に崔琳が見つからないことを報告した。望州攻撃のせいで崔琳を探す機会を逃せば後悔すると考えた崔琳の兄は全員に崔琳の捜索を命じた。
崔琳は服で目印を作り、李嶷を間違った場所に誘導しようとするが、李嶷はその企みを見破った。李嶷は水辺に立つ崔琳を見ると、彼女を水中に蹴り込んだ。突然助けを求める崔琳の様子を見た李嶷は嘘だと思い立ち去ろうとしたが、異変に気づき急いで水に飛び込んで崔琳を救い出したのだった。
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