23日にカカオペイは15.58%上昇の9万2000ウォン(約9800円)で取り引きを終えた。一時は9万4500ウォン(約1万円)まで上昇し、過去52週間における最高値を更新していた。
こうした動きは、ウォンに連動するステーブルコインの導入に対する期待感、そして同社サービスの利用者によるプリペイド分の保有額が最も多いカカオペイがステーブルコインの恩恵を受けると予想した、証券会社のレポートに基づく。
1~3月期におけるカカオペイのプリペイド分保有額は約5919億ウォン(約631億円)に達した。これは1576億ウォン(約168億円)のネイバーペイに比べ3倍の水準だ。
しかし、カカオペイはステーブルコインに関連する具体的な戦略を立てているわけではない。市場の期待感の増大に対しては、現時点でステーブルコインのティッカーシンボルの商標権18件を登録出願するにとどまっている。
カカオペイ関係者は「現在は状況を見ている状態で、まだ具体的な計画は決まっていない」と述べている。
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