半導体製造設備大手の米AMAT、京畿道に2万平米規模の韓国研究センター造成=韓国
半導体製造設備大手の米AMAT、京畿道に2万平米規模の韓国研究センター造成=韓国
韓国キョンギド(京畿道)オサン(烏山)市が5月23日、同市カジャンドン157-1番地の一帯を研究施設用にすることを決定した。同地は米国の半導体製造設備メーカー、アプライド・マテリアルズ(AMAT)が2023年8月、R&D(研究・開発)センターを建設するため購入した土地だ。同市が開示したR&Dセンターの面積は2万1122平方メートルに上る。

R&Dセンターの建設予定地は、サムスン電子のファソン(華城)キャンパスまで10キロメートル、SKハイニックスが2027年に完成を目指すヨンイン(龍仁)半導体クラスターまで42キロメートルの距離にある。

京畿道南部は「半導体ベルト」と呼ばれ、多くの半導体関連企業が集まっている。オランダの半導体製造設備メーカーASMLも、京畿道に2か所目のR&Dセンターを造成するため敷地を模索している。

AMAT のR&Dセンターは2025年下半期の完成を目標としているが、多少遅延する可能性もある。

このため政府と京畿道などの地方自治体は、AMATのR&Dセンターが予定通りに着工できるよう、積極的に支援する意向だ。烏山市の関係者は「許認可の期間を短縮するなどして自治体側で支援をすれば、R&Dセンターの建設日程が大きくずれ込むことはないだろう」と話している。

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