趙兌烈(チョ・テヨル)外交部長官は同白書に掲載されたあいさつで「12月初めの非常戒厳宣言以降は、大統領権限代行を中心に韓国の外交・安保に空白が生じないよう、これまで以上の努力を傾けた」と述べた。
白書は韓米同盟の発展の勢いがトランプ大統領就任にともなう政権交代の影響を受けず、揺らぐことなく持続するよう不断の努力を重ねたと振り返った。
日本に対しては前年と同様に「最も近い隣国であり、協力パートナー」という表現を使い「正しい歴史認識に基づいた韓日両国の未来志向の関係構築を目標に多様な努力を展開した」と記した。
韓中関係については「2024年には中国とより緊密で活発な意思疎通と交流を続けるために努力した」としながらも、歴史や文化の歪曲(わいきょく)、違法操業する中国漁船などの問題については断固たる対応を取ったと説明した。
外交白書は外交部のウェブサイトでダウンロードできる。
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