韓前代表はこの日、ソウル市トボン（道峰）区のパンハク（放鶴）交差点で開かれた金候補遊説現場で「多くの国民が（共に民主党の）イ・ジェミョン（李在明）は本当にダメだと言っている。李候補は絶対にダメだと思っている多くの方が結局、今回の選挙で勝敗を左右するだろう」とこのように述べた。韓前代表は「その方たちは、まさしくこちらの金文洙候補に投票するようにしなければならない」と金候補の手を高く上げたりもした。
今回の大統領選挙運動期間中、韓前代表が金候補と一緒に演壇に上がったのは今回が初となる。韓前代表は、金候補に戒厳反対、ユン・ソギョル（尹錫悦）前大統領夫妻と党の絶縁、自由統一党などの極端勢力とは一線を画すことの3つを要求した末、尹前大統領の離党を基点に金候補の遊説に合流した。
金候補の大統領選勝利のため、韓前代表は中道層に拡張しなければならないと強調した。韓前代表は「そのため、私たちが戒厳擁護論、不正選挙陰謀論とは確実に一線を画し、親尹錫悦の旧態政治を確実に改革し、勝利の道に進まなければならないと思う。私の言葉を信じなさい。必ず李候補の危険な世界を阻止しよう」と述べた。
また、韓前代表は「李候補は邪悪で危険なのではなく、無能で危険だ。私たちが無能な李候補の政治を一度阻んでみよう」と述べた。韓前代表は「李候補は『キム・オジュン（金於俊）大法院裁判官法』を本日、撤回した。皆さんがしっかりと批判し、監視するので怖くて逃げた。私たちが名分を持って戦えば李候補に勝てる」と声を上げた。
韓前代表は「李候補の経済政策は『ノーショー主導成長』である。『ホテルにノーショーで詐欺をすれば経済が回る』と言い、詐欺を働くことがどうして経済政策なのか」と強く批判した。李候補の『コーヒーの原価120ウォン（約13円）』発言物議については「李候補は私たちのような現実世界で暮らす生人たちを無視する。コーヒーの原価は120ウォンだとして、カフェの店長たちのことを暴利を取る無頼漢だとして陥れる。李候補の言葉どおりなら、AI（人工知能）も必要なく、みんなコーヒー店を作ればよい」と述べた。
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