ロシア上空を迂回せず欧州へ、ボンエアーが直行便を運航=韓国
ロシア上空を迂回せず欧州へ、ボンエアーが直行便を運航=韓国
プライベートジェットサービスを提供するボンエアー(VONAER)は、欧州への出張や旅行用に、ロシア上空を迂回せずに飛行するプライベートジェットを使った直行便のサービスをを拡大し運用すると発表した。

5~6月は欧州への出張や旅行が集中する時期だが、欧州行きの一般的な航空便の多くはロシアとウクライナによる戦争の長期化によりロシア上空を迂回飛行している状態だ。これにより飛行時間は平均2時間以上増加。燃料費と人件費を含む航空券の価格が上昇している。

一方ボンエアーはロシアとの航空協定を締結した第3国国籍の航空機である点を活用し、ロシア上空を通過する直行便を運航することができる。ロンドンやパリといった欧州の主要都市への移動時間は、一般的な航空便に比べ1時間45分から2時間ほど短縮されるという。

同社は5~6月に限定し「プライベート・コンシェルジュ・パッケージ」を提供している。都市部におけるピックアップサービス、好みの機内食や飲み物の提供、プライベート車両の提供などからなる。

ボンエアーのシン・ミン代表は「弊社のサービスを通じて、VIP顧客の出張効率を高めることに集中する」と述べた。
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